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搾取はやめて><。ぼくたちはもう、ブラックバイト、企業に耐えられない。公正で持続可能な職場を求めてさまようアルバイト・中途転職日誌

え!?バイトって検便あるの……。知って損なし!検便のあれこれ

みなさんが小学生の頃、「検便」ってやりませんでしたか?学校に便を提出して、ぎょう虫や細菌の検査をするあれです。最近は、昔に比べると食べ物が安全になったことで検便が実施されない学校も多くなっているそうですが、ある程度の年齢の人なら経験したことのある人も多いんじゃないでしょうか。

小学校の頃は自分の便を学校に持っていくのが恥ずかしくて、嫌で嫌でしょうがなかったものですけど、その検便、実は社会に出てからもやらなければいけない場合があるんです。いざという時に慌てて恥をかかないためにも、社会人として検便のことを少し知っておこう!というのが今回のお題目です。

 

飲食業のアルバイトには、検便検査の義務があるのです!

検便検査とは、人の排泄した大便を調べ、サルモネラ菌などの細菌や寄生虫による感染を未然に防ぐために行われる検査のことです。便を提出するのがこのうえなく恥ずかしいので、子供の頃に検便を提出するのが嫌だったという人は多いはず。大人になっても、検便提出義務のある仕事は絶対やりたくない!という意見が多数をしめます。

昭和の頃って、食品の衛生管理が今のように徹底されていなかった時代で、ぎょう虫の卵を体に保有している国民がかなり多かったそうなんです。そのため義務つけられていたのが、小学校での「ぎょう虫検査・検便検査」です。学校という集団生活の場で感染が拡大してしまうと大変なことになりますから、昭和33年頃から徹底して実施されていたようです。

しかし近年、様々な技術の進歩によって食品の衛生状態が良くなり、食べ物によるぎょう虫や細菌感染のリスクは激減。そのため学校による検便やぎょう虫検査はほとんど行われなくなったらしく、若い年代だと検便検査を一度もやったことがないという人もいるみたいです。

とまぁ、こういった経緯で子供の頃に検便を経験しない人が増えているのが今の時代です。しかし社会に出ると、実は検便は意外とみじかにあるものだったりします。なぜなら、食品を扱うほとんどの仕事で「検便が義務付けられている」からです。特に「調理師」や「水道関係者」などの、食べ物や飲み物を直接触ったりする職業の人には、より厳しく検便検査が実施されています。

したがって、飲食業の正社員はもちろん、アルバイトやパートにも検便の義務がある、と思っておいて間違いはないと思います。「バイトだから大丈夫だろう」といった考え方は通用しませんので、その辺には十分ご注意を!

なんで検便検査とかする必要があるの?

企業がなぜ検便検査を実施するのか、それは一言で言えば「リスクが大きいから」です。
国民の生命の安全や健康を守るために、という理由もありますが、大手企業にとって検便は「食中毒などによる利益損失」を未然に防ぐためでもあります。

食品を扱う企業にとって、食中毒や細菌感染による不祥事はとてつもないイメージダウンです。その損失は計り知れません。大きな会社ほど、万が一にもそういった問題が起きないように検便検査を徹底する傾向があります。仮に社会人として働いていて保菌が確認された場合は、出勤が禁止されたり、最悪クビになってしまう可能性もあるそうです。もちろん一方的に解雇されたりはしないでしょうが、完全に治療できるまで出社できなくなるのは間違いありません。(採用前に健康診断の一環として検便検査を行う企業もあります)

ところが、個人経営の飲食店などの小さな店舗では、逆に検便を行わないところが多いらしいです。法的にどうなっているかはわかりませんが、どうしても検便が嫌だという人は大手のチェーン店などを避け、そういった個人経営のお店で働くという手もあります。

とは言え、検便検査は食中毒や細菌感染を防ぐためにはかかせない検査方法です。食品衛生法によって定められているから、というのももちろんですが、自分自身や身近な人の健康を守るためにも、進んで検便検査を受けることをおすすめします。別の言い方をすれば、大手チェーン店は検便検査をしっかりやる分、健康面での安全性がしっかりしているとも言えるのではないでしょうか。

検便なんてやりたくない!提出義務のないバイトって?

前の項目でお話したように、最近は検便の経験のない人も増えているようです。社会人になっていきなり「検便の提出お願いしますね!」なんて言われると、そういう人はちょっとしたパニックになってしまい、ついついこんなことを考えてしまうみたいです。
「えぇ!?検便……?うん◯を提出するの……?嫌だよそんなの!辞めようかな……。」

まぁ気持ちはわかります(笑。でもせっかく入社したのに、検便ひとつのせいで本当に会社を辞めてしまったりしては勿体ないですよ。そんなことにならないように、事前に検便検査が実施されるバイトと、そうでないバイトを把握しておきましょう。

把握するといっても、細かく検便のあるなしを覚えようというわけではありません。事前に説明した通り、食品を直接扱うお仕事だと、検便検査はほぼ間違いなく実施されます。ですから、逆に食品を直接扱わないような仕事なら、検便検査はやらなくて済むということです。食品を一切扱わないような職種は除外して考え、ちょっと紛らわしいものだけを覚えておけばいいのです。

まず、コンビニやスーパーは食品を扱ってはいますが、そのほとんどは加工品などですので、検便検査が行われることはほぼありません。(食べ物を直接触らないため)ですが、店内で調理などを行っている店舗だと、保健所から検便検査をしてください、とお達しがくることもあります。(食べ物を直接触るため)

それから飲食業のウェイトレスの場合。こちらも検便検査は受けないのが普通ですが、キッチンなどで調理に関わっている場合は検便の提出を求められることがあります。さらに、屋台などで食べ物を扱うお店の場合も、検便検査を受けて検査結果を保健所に提出する必要があるようです。これは社会人だけに限らず、学園祭などで屋台をする場合にも求められたりします。

要するに、食料や飲料に直に触れるような仕事はほぼ確実に検便の提出が求められる、と思っておけばいいということです。同じ飲食業であっても、食材に直に触れないようなお仕事の場合は検便検査はほぼ実施されません。

個人的には、検便の提出をそんなに恥ずかしがることはないと思います。食品を扱う人ならば殆どの人がやっていることですし、大昔のようにニオイが漏れたりといった心配もないわけですしね。ただまぁ苦手意識が強い人もいますし、なるべく検便のない仕事を探そうという人の気持ちもわかります。この記事を、アルバイトやパートを探す際のご参考にしてもらえればなによりです。

やり方教えて!!採便方法と器具の使い方をご紹介

仕方がない、やるか!と、いざ検便をこころみたものの、お店からも大した説明がないし、「仕方がわからない!どうしよう!」という人も多いみたいですね。責任者の人に聞きたくても恥ずかしくてなかなか聞けないなんて声もあります。というわけで、こちらの項目では検便の具体的なやり方と、検便の専用器具である「採便管」の使い方などをご紹介してみようと思います。

まず、採便管とはこういうもののことを言います。


引用:東洋器材株式会社の採便管の画像


引用:株式会社 東邦微生物病研究所

こちらは先に付いているスプーン状の部分に便を適量付着させ、試験管に収めるタイプの器具です。採便管にはいろいろな種類があります。トイレなどで用を足した後、採便管の先で便をこしとるようにして採取してください。採取する量は2つ目の画像を見て頂くとわかりますが、採便管の先っぽにほんの少し付着させるだけで十分。あまり付けすぎないように気をつけましょう。

様式トイレの場合は水のたまった部分に便が落ちないよう、トイレットペーパーなどをあらかじめ多めに便器に敷いて、便が水没しないようにするといいですよ。便に水が混じってしまうと正しく検査出来ない場合があるようですので気をつけて採取してください。

もし、便器の形状やその他の理由で便器の上に大便が残らない場合は最後の手段です。トイレットペーパーを大量に手に巻きつけ、おしりを拭くような感じで便をつかみ取りましょう。ちゃんとつかんだら、残りは流しても大丈夫です。ほんの少し便が採取できればことは足りるので、この方法でも採便は可能です。

未経験の人はかなりの抵抗があると思いますが頑張ってください!食品を扱うお仕事と検便は切っても切れない仲です。多い場合は月に1回ほどの頻度で検便検査が実施されますので、この先、食品を扱うお仕事を長くやっていくつもりなら、早いうちに慣れておいたほうがいいとおもいますよ。

検便を提出する時は、こういうところに気をつけよう!

次は検便を提出する際の注意点についてです。検便が不安だという人は思いのほか多いようですので、「質問に対する回答」という形で、みなさんが不安になりそうな部分を中心にまとめてみました。しっかりチェックしておいてください。

朝に便が出なかった時はどうすればいいの?

検便検査に提出する便は絶対に当日のものじゃないとダメ、ということではありません。なるべく新しいほうがいいですが、前日の夜に採取しておいても問題ないです。便秘などで便が出ない心配がある人は、食物繊維をたくさん摂るなどして数日前から準備をしておきましょう。そういう点を考慮して、通達から提出日まではある程度の期間がもうけられているはずです。

便を他の人に見られたりしない?ニオイとかは?

画像でご紹介したように、採便管は中が見えないようになっていますし、便はごく少量ですからキャップをしっかり閉めればニオイも漏れません。手のひらに収まるくらいの小さな試験管を提出するだけなのですから、何も心配はいらないと思います。安心して提出してください。

生理中なんだけど、それでも検便は提出するの?

専門機関のQ&Aなどを見ると、生理中の場合は検便の提出はしないほうがいいということです。そういう人のために、生理が終わった後に検査を行ってくれるようですので、責任者の方などに相談してみてください。おそらくこういったケースは多いはずです。かなりの確率で陽性反応が出てしまうようなので、相談するのが恥ずかしいからといってそのまま提出したりするのは絶対にやめましょう!

採便するための器具って自分で買うの?

どちらかというと、検査のための費用は会社が負担するのが一般的だと思います。しかし検便の器具を実費で用意するケースもけっこうあるらしいので、おそらく会社や店舗責任者の方針次第なのでしょう。「自分の健康管理をするのは社会人として当たり前」と考えれば、むしろ実費で準備するほうが正しい気もしますので、両方の場合を想定しておいたほうがいいと思います。採便管は数百円で購入できますので、大きな負担にはならないはずです。
 

まとめ

そもそも「便」は、人の健康を知る上で極めて重要な判断材料です。毎日自分の便の状態を見て健康状態を確認している人もたくさんいます。健康だけでなく、食品の衛生管理「フードセーフティ」を考慮するうえでもこれほど重要なことはありませんので、食品を扱う一人の社会人として検便検査を進んで行えるように意識しておいてください。

「恥ずかしい」「汚い」といった気持ちはよくわかりますが、最も重要なのは、「自分と自分に関わる人たちの健康」です。例えパートやアルバイトだったとしても、社会人であることにはかわりありませんので、しっかりと食品衛生管理の義務を果たしましょう!

けんぷープロフィール画像

けんぷー

様々なバイト経験を活かした多角的な視点からアルバイト関連の内容について執筆。